愛情と笑顔の力

先週、仕事で青山まで出かけたその帰りに、吉祥寺の井の頭公園に立ち寄りました。桜の花もほぼ満開で満足して帰る途中、五六才の男の子が「痛いよう!痛いよう」と大きな声を出して泣いていました。若い母親は困った様子でしたので、声を掛けてみると、階段から落ちて膝をすりむいてしまったと。膝から少し血が出ていましたが、拭いてあげる物が無いようで、わたくしはティシュを出し持っていた水で湿らし坊やに「大丈夫よ優しく優しくちょちょいのちょい」と、微笑みながら軽く血をふき取り「痛いの痛いの飛んでいけー!ほら飛んでいったでしょう」そう言うと、坊やは面白いおばさんとでも思ったのでしょうか。泣き止んでケロッとした顔で、母親に甘えていました。わたくしも子供の頃、母が同じように「おまじない言葉」をかけて痛いのを吹き飛ばしてくれた懐かしい想い出があります。一瞬痛みが消えると感じるのは「母の愛情と笑顔の力」でしたのでしょう。